なにわもお江戸も夢のまた夢

日々の思いを自由に書き綴っていこうと思います。

11月のスタート

今日から11月がスタート。ただし、土曜日が出勤だったので、代休で今日は1日家にいた。

 

テレビは、昨日の衆議院選挙の話題で持ち切りだった。やはり、自民の健闘と立民の敗北、維新の躍進が話題の中心だ。せっかくのチャンスをものにできなかった立民はこの後が大変だろう。旧民主党政権の失敗もきちんと反省をしていないので、今回も結局は反省とか失敗の総括はできるのだろうか?それと、自民党以上に立民に若手のまともな人材が育っていない気がする。小選挙区制だから、どうしても政権与党にいい人材が集まりがちなのだが、どうも立民はしっかりとした政策立案をやっているように見えてこない。週刊誌のネタで自民党攻撃だけでは、そう簡単には支持率アップはないだろう。

 

一方で、自民党の岸田首相はうまくやった感じだ。国民の人気はなく、岸田首相としてもたぶんうっとおしい存在だった甘利幹事長が小選挙区敗退で辞任してしまい、発言力も低下したのは、ついている。茂木さんが幹事長らしいが、外務大臣の後任は誰になるのだろうか?いずれにしても、岸田さんはやりやすくなるので、彼らしい政策を進めてもらいたいものだ。

 

野党では、維新が躍進したが、問題は新人議員の質だろう。どうも、問題を起こす議員が多いイメージがある。ベテラン議員が少ないだけにきちんと指導できるかが課題だろう。また、あの如何にも「大阪」という雰囲気では、関東では伸びないだろう。元関西人だけに関東の有権者には受けるには首都圏選出でスマートな若手議員を作っていくことが大事な気がする。

 

もう少し、与野党伯仲になって、自民党にも危機感を持って政権運営をやってもらいたかっただけに、ちょっと残念な気持ちでいろいろなニュースや解説を聞いた1日になった。

 

自民党総裁選

男女2人ずつ、保守派からリベラルまでうまく距離感を持った4人。実にうまい!広報効果抜群の布陣だ。そして、派閥の縛りを外した自主投票、最後は2,3位連合でK氏が総裁、総理へという筋書きかな?批判はしても、今の野党にこれだけの仕込みをできる力はないだろう。主義主張はさておき、これが自民党のしたたかなところだろう。

 

小選挙区になってからは結局は野党候補は2番手候補でしかないのだから・・・

自民党総裁選、番狂わせで女性が総裁、総理になったら面白いのだが、さすがにそれはないか。

台風接近

https://news.yahoo.co.jp/articles/57438b6b1a12b67b23144e562738505f8df89c1b/images/000

 

台風16号が金曜日あたりに関東に最接近する。大型で勢力が強い台風なので上陸しなくても風雨がかなり強まりそうだ。何年かに1度という災害があたり前のようにやってくる。やはり、地球温暖化での気象変化の影響を意識せざるを得ない。

首位転落

今日 で8月も終わりだが、わが阪神タイガースは首位転落だ。一時は7ゲーム差もあったのだが、読売、東京ヤクルトに一気に抜かれて、いきなり3位になってしまった。

 

最近は主軸が揃って打撃不振になったのが痛い。特に打線の繋がりがなくなって、安打が出ても点にならない。今日も、広島と同じ8安打を打ったが5対0の完封負け。

 

でも、ここが正念場、9月戦線に向かって気分転換を図って、明後日から久しぶりに甲子園に戻るので、再度調子を上げてほしい。

東京オリンピックの開会式を見て

東京オリンピックの開会式があった。実際の競技は開会式の前から始まるというのは知っていたが、サッカーくらいだと思っていたらソフトボールも始まっている。

 

さて、その開会式だが賛否両論はあるだろうが、変にごちゃごちゃしていなくて、自分的には好感を持った。最近のオリンピックは選手の入場行進が始まるまでに1時間以上は掛かるのに、今回は30分くらいだったのではないだろうか?コロナ禍や演出者のトラブルで簡素化せざるを得なかったのは、ケガの功名だったのかもしれない。

 

目を引いたのが、行進曲がゲーム音楽だったこと。今の日本発信で一番世界に有名なのはゲームなので、海外でも結構うけたようだ。

 

あとは、選手の入場順が日本語の50音順だったこと。別のIOCの規定にはないが、東京、札幌、長野、バルセロナ以外はすべて開催国の言語のアルファベット(というか、その言語で使われている辞書の順番)で行進順が決まっていたようだ。

 

なぜ、日本は英語順だったのだろうか?1964年の東京と1972年の札幌は韓国と北朝鮮の呼称問題で揉めたからだと記憶している。英語だと「KOREA」だが、日本語だと「韓国」「朝鮮」と使い分けることになるのが、当時は色々と揉めたようで、それを回避するために英語表記のアルファベットで入場順を決めたようだ。実際には、1964年は北朝鮮インドネシアとともに開会式前日に出場を辞退した。新興国競技大会に出場したことに対して国際陸連が参加を認めなかったからだ。だから、1964年は結果的にはこの朝鮮半島の2国の国名問題は回避できたのかもしれないのだが、準備の段階では日本語表記での入場順を避けたのは仕方が無かった。

 

1972年の札幌では、一切日本語を使わなかった(テレビや新聞ではもちろん韓国とか北朝鮮とか表記したが、組織委員会の公式表記ではすべて英語のみであった)韓国はKOREA、北朝鮮はD.P.R.KOREAだった。Youtubeで当時の札幌オリンピックの画像をみると国名プラカードに全く日本語がないのがわかる。(1964年の東京オリンピックはプラカードには日本語が併記されている)

 

今回の東京オリンピックにもし北朝鮮が参加していたら、「チ」のところで「朝鮮民主主義人民共和国」で行進していただろう。今は、韓国も北朝鮮も国連加盟国なので、国連での名称を使えば問題は起きない。ピョンチャンオリンピックでも「朝鮮民主主義人民共和国」で参加している。

 

ところで、1991年に韓国と北朝鮮は同時に国連に加盟しているので、1998年の長野オリンピックは日本語表の50音順での入場行進も可能だったのだが、この時も英語のアルファベット順で入場順を決めたのはなぜだろうか?これは、アメリカの放送局への配慮だったのかもしれない?

 

あと、日本選手の氏名表記が、姓名の順番で表記され、英語やフランス語のアナウンスでも姓名の順番で紹介されている。中国、韓国、北朝鮮ベトナムなど東アジアの国では姓名の順番で名前を付けられているのに、日本だけが明治以来の慣習で、西欧風に名姓の順番にひっくり返していたのは、考えればそれはおかしなことだ。

 

世界の多様性を尊重するという考え方モアって、今回変えたのだろうが、表彰式でメダルのプレゼンターをやっているレジェンドの日本人は以前のままの名姓の順番なのはなぜなんだろうか?

 

いろいろとコロナ禍の影響以外にもいろいろと変化を感じたオリンピックだが、本当はもっとVRやICTを駆使した情報発信ができていれば良かったのだが・・・、おじ(い)さん、おば(あ)さんが多い組織委員会ではこれは難しかったのだろう。

 

7月になりました

7月になりました。今年も半分終わったことになります。

 

今月は、いろいろと問題も多い東京オリンピックが開幕します。果たして、有観客で開催できるのでしょうか?イギリスのサッカーヨーロッパ選手権ではクラスターも発生しているですし、すごく心配です。

 

世紀の大実験になってしまうのかもしれません。「日本株」が蔓延したりしたら、世界から非難されるでしょう。いずれにしても、インバウンドが期待できないので、大赤字は間違いないでしょうし、コロナ対策でますます財政は厳しいでしょう。結局は消費財の税率アップか、所得税の特別加算(いま、東日本大震災の復興経費で課されているようなもの)が行われてしまうのかもしれません。

 

いずれにしても秋の総選挙までは増税などは全く話題にもならないでしょうが、その後はどうなるかはわかりません。いい加減に、政治家の言いなりにならない気骨を国民が示せればいいのですが・・・

 

そんな思いがした梅雨の1日でした。

東京オリンピック・侍ジャパン内定者メンバー発表

東京オリンピックの野球競技の出場内定者のメンバー発表がありました。

以下がそのメンバー「侍ジャパン」です。

 

<監督>
稲葉篤紀

<コーチ>
金子 誠(ヘッド兼打撃コーチ)
建山義紀(投手コーチ)
村田善則(バッテリーコーチ)
井端弘和(内野守備・走塁コーチ)
清水雅治(外野守備・走塁コーチ)

<投手>
11 菅野智之(巨人=31)
12 青柳晃洋(阪神=27)
13 岩崎 優(阪神=29)
15 森下暢仁(広島=23)
17 山本由伸(オリックス=22)
18 田中将大楽天=32)
19 山﨑康晃(DeNA=28)
20 栗林良吏(広島=24)
22 大野雄大(中日=32)
41 中川皓太(巨人=27)
61 平良海馬(西武=21)

<捕手>
10 甲斐拓也(ソフトバンク=28)
27 會澤 翼(広島=33)

内野手
1 山田哲人(ヤクルト=28)
2 源田壮亮(西武=28)
3 浅村栄斗(楽天=30)
4 菊池涼介(広島=31)
6 坂本勇人(巨人=32)
55 村上宗隆(ヤクルト=21)

<外野手>
8 近藤健介(日本ハム=27)
9 柳田悠岐ソフトバンク=32)
31 栗原陵矢(ソフトバンク=24)
34 吉田正尚オリックス=27)
51 鈴木誠也(広島=26)

 

いろいろなところで論評されていますが、必ずしもここまでの今シーズンの公式戦で調子がいい選手が選ばれているわけではないようです。国際試合の経験者という側面も大きいとは思いますが、国内開催だけに、今が旬の選手をもっと選んでも良かった様な気がします。

おそらく、コロナ禍の中なのでとMLBが参加しないことからベストメンバーとはほど遠い編成で来日する国ばかりだと思います。すると、日本の圧倒的な優位は動かないとは思いますが・・・今シーズン調子のいい岡本や柳や宮城などを見たかった気がします。

ところで、我がタイガースは青柳と岩崎。岩崎は調子を落として登録抹消中なので、大丈夫なのでしょうか?青柳は、まずあんなアンダースローなどは見たことがない外国人相手だと、好投が期待できそうだと思います。

どうしても阪神ファンは2008年のペナントレース北京オリンピック派遣組がけがをして、13ゲーム差を読売に逆転されたことを思い出してしまいます。正直なところ、ペナントレースのことを考えると、もうこれで選出は結構というのが本音です。

ところで、アメリカ代表にNPBの外国人選手は加わらないのでしょうか?MLB抜きの本国の選手よりもNPBで活躍中の選手の方が、来日時の隔離も不要で、球場にも日本の投手にも慣れているので、いい感じがするのですが・・・でもそれでは、オリンピックじゃなくて、NPBエキシビションマッチになってしまうので、ダメなのかもしれないですね。